【S22使用構築】最終170位-最終R2013・最終243位-最終R2007 バドテテフ
こんにちは。どうもマレキです。初めてレート2000に到達できたので今シーズン使った構築を紹介したいと思います。どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【構築経緯】
①禁止伝説の中で最もSが速く、C種族値150から威力120のタイプ一致技を打つことができ、攻撃技が命中安定、サンダーの静電気にストレスフリーである点を評価して黒馬バドレックスから構築を組み始めた。持ち物は行動保証を確保することができる「きあいのたすき」で採用した。
②「サイコフィールド」により先制技を無効にし(特に不意打ち)、バド・ランド(ラオス)と選出することで「みらいよち」を絡めて受けを崩すことができるカプ・テテフを採用した。ダイナ・イベル意識で「とつげきチョッキ」を持たせた。グラスフィールドの上からフィールドを書き換えることができる点もよかった。
③黒バドが苦手な「悪」「ノーマル」タイプに強く出ることができる水ウーラオスを採用した。テテフの未来予知と合わせて崩しを行いやすくするために「こだわりハチマキ」を持たせた。また、サイクルを回した後のスイープやスカーフ持ちにも抗えるように先制技である「アクアジェット」を採用した。
④ザシアンやゴリランダーに対してのクッションが欲しかったので霊獣ランドロスを採用した。定数ダメージを入れることでビットやアクジェで縛ることができるように「ゴツゴツメット」を持たせた。
⑤ミラーやイベルタル(TOD)を意識して、バルジーナを採用した。「わるだくみ・ドレインキッス」型のバドレックスに強く出るために「たべのこし」を持たせた。
⑥黒バドが不利をとるゼルネ軸への答えとしてウルガモスを採用した。ジオコンを積んだゼルネに受けだすため「オボンのみ」を持たせた。ザシ・ポリ、ゴリランダー、レヒレ・ネクロにも強く、役割を持つことができた。
構築を組むにあたり、ふとんさんの構築を参考にさせていただきました。以下はふとんさんの構築記事です。
【構築コンセプト】
・対面操作技を駆使し、火力を押し付ける。
・なるべく有利対面を作り、受けに回らないようにする
【個体解説】
・黒馬バドレックス@きあいのたすき
性格:臆病
特性:きんちょうかん
実数値:175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成:アストラルビット/サイコキネシス/ドレインキッス/わるだくみ
C+2
191-161ポリゴン2を乱数2発(90.2%)
ドレインキッス
217-161バルジーナ乱数を2発(78.1%)
構築の開始点。「きあいのたすき」を持たせることで行動保証を確保した。
技構成は強力な専用技であるアストラルビット、ダイナやポリゴンへの打点としてサイコキネシス、悪タイプへの打点としてドレインキッス、たすきと相性が良く崩し性能を引き上げるわるだくみを採用した。
基本初手には置かず、スイパーとしての役割を担ってもらった。他の2匹に削りを任せていななきの起点にする動きをしていた。裏にポリゴンやバルジーナ、Gファイヤーがいる時は強気に「わるだくみ」を選択しなければならない。
・水ウーラオス@こだわりハチマキ
性格:陽気
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)
A
165-121ウオノラゴンを乱数1発(62.5%)
161-85ガモスを乱数1発(43.7%)
黒バドが苦手な「悪・ノーマル」タイプに強く出れる枠。持ち物はこだわりハチマキ。
水流連打とインファイトは外す理由がないので確定。残り2枠は対面操作をすることができるとんぼ返りとサイクルを回した後のスイープ技としてアクアジェットを採用した。ジガルデやダイナ、草タイプへの打点となるれいとうパンチを採用してもいいかもしれない。
ウオノラゴンが見えたら選出していた。
・霊獣ランドロス@ゴツメ
性格:呑気
特性:威嚇
実数値:196(252)-165-156(252)-125-101(4)-99
技構成:じしん/ストーンエッジ/とんぼ返り/草結び
HB
A244+1巨獣斬を65.7%で2耐え
C
草結び
215-93カバルドンに122~144(56.7~66.9%)入る
ザシアン軸には初手置きしていた。ウルガモスと一緒に選出している場合はとんぼ返りを押して起点にしてもいいが、じしんを選択するように心がけていた。とんぼ返りとじしんの選択は自分の裏の選出を考えて安定行動を取る方がいい。例えば自分の選出がランドラオスバドレックスの場合は相手のザシアンが重いのでじしんを選択する。裏にガモスがいる場合はザシアンに対してある程度余裕があるので蜻蛉を押してもいいという考えになる。草結びは「カバザシノラゴン」のカバルドン意識で採用した。相手のウオノラゴン着地を読んでとんぼ返り→ウーラオスという動きでウオノラゴンと対面させればほぼ勝ちである。
・バルジーナ@食べ残し
性格:生意気
特性:防塵
実数値:217(252)-85-126(4)-75-161(252)-90
技構成:はたきおとす/バークアウト/とんぼ返り/羽休め
C
バークアウト
175-120黒バドレックスを乱数2発(75.0%)
ミラーとイベルタル意識。役割対象である黒バドレックスにわるだくみ→ドレインキッスで落とされるのが馬鹿馬鹿しくなり、バークアウトを採用した。Gファイヤーとの差別点として耐久ポケモンとして申し分ないH、D実数値と羽休めによりTODを狙えるという点がある。
性格:控え目
特性:サイコメーカー
実数値:171(204)-x-96(4)-200(252)-136(4)-121(44)
技構成:サイコショック/ムーンフォース/未来予知/きあいだま
C
サイコショック(サイコフィールド込み)
215-155ムゲンダイナに乱数1発(75%)
325-62ラッキーに127~150(39.0~46.1%)
175-111カイオーガに106~111(60.5~72.0%)
201-116ゼルネアスに102~120(50.7~59.7%)
201-118イベルタルを乱数1発(37.5%)
207-167天候砂時バンギラスに86~104(41.5~50.2%)
197-111サンダーに97~115(49.2~58.3%)
145-150レヒレに72~85(49.6~58.6%)
未来予知
247-116ムゲンダイナを確定1発
197-111サンダーに159~187(80.7~94.9%)
213-175ホウオウに102~120(47.8~56.3%)
198-173ヒードランに106~126(53.5~63.6%)
181-184ナットレイに100~118(55.2~65.1%)
207-167天候砂時バンギラスに148~176(71.4~85.0%)
HB
A135イベルタルの不意打ち75~88(43.8~51.4%)
A155バンギラスのかみくだく73~87(42.6~50.8%)
A200悪ラオスの強打142~168(83.0~98.2%)
HD
C183イベルタルのあくのはどう54~64(31.5~37.4%) 乱数3発(82.4%)
C183イベルタル(珠)あくのはどう70~83(40.9~48.5%)確定3発
C197ムゲンダイナ(珠)ヘドロ爆弾133~156(77.7~91.2%)
C147レヒレ(眼鏡)ムーンフォース58~70(33.9~40.9%)
C202カイオーガのしおふき(雨)127~150(74.2~87.7%)
S
無振りサンダー抜き
サイコフィールドにより先制技で縛りに来る相手を牽制できる点で黒バドと相性がいい。主にイベル、ダイナ、ゼルネ、オーガ軸に投げていた。いい感じの調整はないかと探していた所、こうはさんのチョッキテテフを見つけ、採用させていただきました。
(上記の記事がこうはさんの記事です)
ダイナ軸には基本初手置きし、ショック→ラッキーが来るので、未来予知→ラオス(ランド)バックから崩していく。
イベル軸にはイベル、鋼(ドラン、ナット)、バルジに抜群を取れるポケモン(ダルマや電気タイプ)が選出される。初手にイベルが来るので、テテフを初手に合わせる。この対面を作れたら鋼タイプに引かれるのできあいだまを打っていた。イベル軸にはテテフを大事にする必要がある。
残り僅かなHPでもサンダーのボルトチェンジを耐えてくれたりと相手の計算をずらすことで試合を有利に進めることができた。2000チャレではヒードランにきあいだまを当ててくれた神ポケモン。
・ウルガモス@オボンのみ
性格:控え目
特性:ほのおのからだ
実数値:192(252)-x-108(180)-170-125-130(76)
技構成:ほのおのまい/ギガドレイン/吹き飛ばし/蝶の舞
HB
A244+1ザシアンのワイルドボルトをオボン込みで2耐え(2回とも最高ダメージだと落ちてしまう)
A200マンムーの岩石封じを68.8%で耐え
C+1
ほのおのまい
167-136ザシアンを確定1発
199-135ザシアンを乱数1発(12.5%)
S
準速日食ネクロズマ抜き
主にゼルネ軸に投げる。吹き飛ばしを採用することにより裏の黒バドやラオス、テテフなどで詰めやすくなる。ゴリランダーやザシポリ、日ネクロレヒレにも強く汎用性のあるゼルネ対策であると感じた。終盤ヒードランが増え、選出しにくくなってしまったが相手はヒードランを出さないとガモスが止まらないので、選出誘導役としても活躍してくれた。この枠はメタモンやドヒドなど色々試したが、最終的に一番扱いやすかった(強かった)ガモスにした。この構築に足りない要素を補ってくれたと思う。
【選出パターン】
・ザシアン軸
ザシポリ→初手ランド+ガモス@1
カバザシノラゴン→初手ランド+ウーラオス@1
※ノラゴンとラオスの対面を作り、インファイトで倒すしかない。ノラゴンとランドが対面してしまうと1匹切るしかなくなり、割ときつい。
・ダイナ軸
初手テテフ+バド+ランドorラオス
ダイナ、バンギ(バルジ)、ラッキー(ガルド)という選出をされることが多い。
予知を絡めて倒す。テテフを大事にする。
・オーガ軸
初手ラオス+テテフ+バドの選出が多い。初手にラオスを投げるとスカーフを警戒され、サンダーにバックされることが多い。強気に水流連打を打つか蜻蛉からバド着地を狙ってもいい。カイオーガが遅く突っ張られたらテテフをクッションにする。
・ゼルネ軸
初手ラオス+ガモス+テテフor黒バド
ラオスでロンゲやクレッフィを削ってからゼルネがジオコンを積むタイミングでガモスバック→吹き飛ばしをする。裏はメタモンかガモスなので、蝶舞をしてからラオスのアクジェで縛るために少し削っておく必要がある。
・ホウオウ軸
テテフ+バド+ランドorラオス
イメージとしてはダイナ軸と似た戦い方をする。
テテフの予知を絡めて崩す。
・イベル軸
初手テテフ+バルジ@1
イベルが初手に来るので、イベル対面きあいだまを打てば裏にいるナットかドランがいなくなる。@1は相手にダルマがいたらラオス、電気タイプでバルジを見ている場合はランドを連れていく。最終日2回当たったがすべて勝った。数的不利をとらずに、バルジでTODも視野に入れる。
・黒バド軸
バルジ+黒バド@1
難しい。相手が黒バドを選出していなければバルジが腐ってしまう。
【最終成績】
TN:なかだい 最終170位最終レート2013
TN:マレキ 最終243位最終レート2007
【レンタル】
【Youtube Channel】
主にランクマッチの生配信をしています。よかったらチャンネル登録をしてくださると嬉しいです!
【最後に】
8世代からポケモン対戦を始めてようやくレート2000に到達することができました。ポケモン対戦は楽しいのでこれからも潜りまくっていきたいです!